鍵の種類による防犯の差を比較
鍵は玄関などに使うなどして防犯対策の基本になりますが、一言に鍵といっても様々なものがあります。そのため使っているものによっては対策としては弱いものもあるので、それぞれの特徴を把握して十分に機能させることが重要です。一昔前によく使われていたものには、ディスクやピンシリンダーと呼ばれる種類のものが多いです。しかしこのタイプのものは防犯性が弱く、ピッキングされやすいのでこれらのものを使っている場合は交換した方が安心できます。
一方で開けづらい物にはディンプルシリンダーというものがあり、キーの表面には大きさの異なるくぼみが付いておりピッキングも比較的難しいです。安全性を高めたい場合には、このタイプの鍵が利用しやすいです。また特殊なものもあり、カード認証や生体認証で開くものもあります。このようなものではカードを紛失してしまう可能性が高かったり、手が乾燥したり指紋が薄かったりすると認証しにくいというデメリットがあります。
防犯に適した鍵の１つはディンプルシリンダーです
日本は平和で安心の国だと世界に評されるくらいで、確かに凶悪犯罪は減少傾向にありますが、その一方で空き巣等の被害は増加傾向にあります。空き巣に入られると怖いだけでなく気持ち悪いと感じるので、精神的なダメージも多いです。しかし空き巣は対策をとることによって、最小限に防げる犯罪でもあります。防ぐ方法として、空き巣が一番入りやすい玄関扉の鍵を防犯性が高いものにするということです。
防犯性の高い鍵として注目を集めているのが、ディンプルシリンダーで、従来と比べると無数のパターンがあるので複製がしにくい特徴があります。合鍵を作りにくいという特徴を持っているので安心感がありますし、ピッキング被害を防ぐことにも役立ちます。空き巣などの侵入者は、部屋の中に入るまでに一定の時間が過ぎてしまうと露見してしまうリスクがあるのであきらめることが多いといわれています。ディンプルシリンダーを設置すれば、解錠しにくくなるので結果的に犯罪被害に巻き込まれることを防げます。